母を思う


毎年忘れずにこの日に届く子供達からのプレゼント。
息子夫婦から真紅の薔薇が届くと、ビロードのような花びらにリコはほっぺをくっつけたり匂いを嗅いだり。
そのうち「リコもママにお花あげたい」と言い出したもので、クッキーの生地を二人で作って冷蔵庫に寝かし、お花屋さんへと出かけました。
小さな籠に入ったアレンジメントをリコが自分で選んで戻って来ると、ピンポーン♪
なんと娘から母の日のプレゼントが送られてきたではありませんか。
これ、先日出来上がったバッグとピッタリな色のカットソー。
思わずいっしょにカメラにおさめましたが、あとからやってきた娘に聞くと「バッグのイメージで選んだ」とのこと。
なんとニクイではありませんか。
リコはママのために、ウサギ、リンゴ、トリ、花、リボンのクッキーを作ってお花といっしょにプレゼントしました。
そうそう、「ままへ、りこ」
と書いたお手紙も添えてね。
それを見た娘は感激して泣きそうでしたっけ。
思えば、子供達が子供の頃はいつも遊びから帰って来ると何かしら手にお土産を持って「ハイ、ママプレゼント!」って差し出してくれたものです。
それは、野の花だったり時には両手いっぱいのダンゴムシだったりもしましたけど、目を輝かせて私の喜ぶ顔を期待していました。
勿論、大袈裟に喜んでみせましたが、そのたびに胸が熱くなったことを昨日のように思い出します。
リコも散歩の途中、花を見つけると必ず「ママが大好きなお花だよ。これは取っても大丈夫?」と聞きます。
そんな時、20数年前の娘とだぶって不思議な気持ちになることがあります。
そういえば、亡き父がボケかかった頃によく娘を私の名前で呼んでいたことがありましたが、ちょっとわかるような気もします。
私もリコを娘の名前で呼んでしまい笑ってごまかしましたが、そっくりになってくるんですよね。
いや、まだボケるのは早いと思いますが。
「母を思う」日に子を思っている私ですが、私の母と言えばご存知、パッチワークを始めてからというもの、それまでのご無沙汰親子を返上して毎月のように教室にやってくる私の生徒になっています。
パッチワークをするために健康を考えるという真面目な生徒です。
去年、少し体調を崩した時にも、パッチワークを眺めながら、針を持てることが自分の一番の生き甲斐、健康の秘訣だと改めて感じたといいます。
私が母に対する「ありがとう」は、やはり、生んでくれてありがとう。
丈夫な身体に育ててくれてありがとう。
孫を育てる娘を見ていて、健全な心と身体に育て上げることの大切さ、たいへんさを痛感している今、心から言いたい言葉です。
「母の日」
それぞれの胸にいろいろな思いが通り過ぎた一日だったことでしょうね。
by quilt4 | 2010-05-10 01:07 | OTHERS













