春の嵐
「連休の天気は大荒れ」
覚悟はしていたつもりです。
土曜日の晩の嵐にほとんど眠れず、それでも朝には静かになってくれたので「よし!」とばかりにリコを連れてコモロへ出発しました。
曇っていましたが時々お陽様が顔を出す関越道を大声で歌いながら走っていました。
ところが向かう先の山々は、どんより曇って空との境界線もわからないくらい。
それに風もかなり強くなってきて、久しぶりのLANDへの道も「頼む、晴れてくれ!」と祈る気持ちと共にハンドルをしっかり握って走らなければなりませんでした。
LANDには妹達が既に前日から泊まっていましたが、雨はひどかったけど風は気がつかなかった、とのこと。
おそらく酔いつぶれていたのだろうと想像しましたが、その後のコモロの天気といったら、陽が射したかと思うと暗くなり、雨になり、みぞれになり、挙げ句の果てには5mmくらいのまん丸のあられがバラバラと横殴りに降ってきて、まさに大荒れ、「春の嵐」です。
寒い!
リコとの約束だった苺狩り。
温かいハウスの中に避難です。
ミルクをお替わりして食べる食べる!
考えてみると私はこれが初めての苺狩り、苺大好きなのにどうして来なかったのだろうと思いつつ、お腹が苦しくなってもまだ食べたい・・・でも思ったより入らないものです。
寒いといっても凍っていた土は解けてフンワリ、水仙、チューリップ、ムスカリ、ペパーミントも元気に緑の芽を出していました。
うれしいものです。
いつものように近くのログハウスに泊まった次の朝、気温は−3度。
キーンと冷たい空気の中、寝起きで温泉に直行しました。
外のお風呂に出るドアを開ける時は少々勇気がいりましたが、飛び込みに近いくらいの勢いでドボ〜ンと浸かれば、ジワ〜〜〜ンと身体は温まり、−3度の空気に触れている顔だけはピキ〜ンと冷たい状態。
これがまたいいんですよね。
妹とは夜中までお喋りできたし、天気がどんなであろうと私にとっては魅惑のコモロです。
by quilt4 | 2010-03-23 18:17 | DREAM