丸太小屋

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近頃トラディッシュナルなパターンに惹かれています。
ドームに行ってもアーミッシュキルトやトラディッショナルキルトのブースに行くと心癒されます。

丸太小屋(ログキャビン)は、キルトを初めた頃に、持っている布を全部使って作ったものが今ではすり切れてボロボロ、それでも愛着の一枚です。

娘が赤ちゃんの頃はキルトの上をコロコロ転がっていましたっけ。
運動会にはビニールシートの上に敷いてお弁当を食べて、車のカバーにも活躍しました。
キルトにはいろいろな思い出が詰まっていて、どんなにボロボロになっても新しい布で補修する気にはなれません。
特に着古した布を使ったところはもう綿しかなくて、端っこも全部すり切れ状態。
今はその上にミニー婆さんが日なたぼっこしています。

今回、写真のログキャビンは、幅1.3、中心は2.6の正方形です。
完成したら小諸のログキャビンで使いたいと思っています。
丸太を組み合わせた真ん中の赤い布は暖炉の火を表現している伝統のパターン、本物のログキャビンもキルトもいつになるかわからないけど、夢を追いかけながらコツコツ縫い溜めていくつもりです。

ブルーと茶に分けたのは何となく色合いを変えたかっただけで、一つのキルトに一緒にするかどうかはまだ考えていません。
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並べてみると濃淡がはっきりします。

このサイズでベッドカバーにすると、シングルでも240枚作らなければならず(もしかしたら膝掛けになるか、壁掛けになるか)とにかく気の遠くなるような作業ですが、継続することが大切、少しずつでも手を動かしてさえいれば、いつか出来上がるのがキルトなんです。

縫っているといつのまにか心は静かになり、ゆっくり自分を見つめることが出来ます。
いわば私の精神安定剤、そこに美味しいコーヒーと焼き菓子があれば「最高のひととき」ってもんです。

by quilt4 | 2009-02-01 22:59 | PATCHIWORK QUILT