リンツァートルテ

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これは見た目でグッときて、レシピを見て食べたくて、作ってみたくてウズウズしていたウィーンの伝統菓子。

「知りたがりのお菓子レシピ」のp62、トロリとしたフランボワーズジャムとスパイスの効いたクッキーのようなタルトのようなパウンドのような(?)生地に思いを廻らせていました。

作るきっかけは、いただいた「すぐりのジャム」でした。
すぐりは、「家なき娘」のペリーヌが小屋のそばで見つけたグーズベリー、ロザリーとの晩餐でデザートになった実です。

真っ赤なすぐりの実のジャムを濾してフランボワーズジャムの代わりにしましたが、甘酸っぱさは負けないので「よし!」と気合い入れて、ハートのセルクルで焼きました!

・・と、ところが、結果から言うと、70gのジャムを20mlの水で溶くのですが、それを忘れました。
それから、シナモン、ナツメグ、クローブのスパイス類も全て入れ忘れました!

ジェノワーズの残り生地もあったし、それぞれの材料もキチンと揃えて始めたつもりだったのに〜〜〜

近頃、この入れ忘れが多くて・・・惚けてきた?
ええ、それも否定できませんが。

自分をかばうわけではないのですが、なんといってもキッチンエイドを使っていると、そこに神経が集中してしまい、生地の温度管理やオーブンのタイミングなどいつもとリズムが違うため、ポカっと他の事を忘れてしまうようです。

焼き終わって味見をしてみようと、いそいそと珈琲を用意してハートの形のどこから切ろう〜と楽しく迷いながら「どれどれ」と一口・・・・「?」

そして、パンも然り。
キッチンエイドを使ったパンのレシピを使って何度か焼いていますが、どれも「2」で7〜8分とあります。
ところが、その辺りではまだベタベタなのです。
何故?

今500gの強力粉を使って発酵中ですが、今日も怪しい雰囲気です。

エイド君・・・なかなかすんなり相棒になってくれません・・・

by quilt4 | 2007-07-16 15:33 | CAKE