赤毛のアンの気分
妹がアメリカンアンティーク雑貨の店で見つけて送ってくれたケーキ型。
これは胸が高鳴りますね〜!
いつの時代のどんな人がどんなケーキを焼いていたんだろう・・・もう、しばらくの間心は空想の世界を飛び回っていました。
洗ってみました。少し錆びていて金属臭い。
これ小物入れにするか・・・
いや、やっぱりその時代の人が焼いていた様にオーブンに入れてあげよう。
中はこんな感じ。
なんてかわいくムダな装飾のあるケーキ型なんでしょう。
金属に生地が触れない様にキッチリ紙をまいて、オレンジピールとクルミを入れたスポンジ生地を焼いてみました。
直径23cm、そして高さもあるので卵4ヶじゃまだ足りないみたい。
当時はきっとベーキングパウダーを沢山入れたお砂糖ごっちゃりの甘〜いケーキを焼いてたんだろうな。
ところで、ケーキ型のまわりに点在する黒い物体は何だと思います?!
焼き上がったあと、継ぎ目の所に黒いじっとりした油の塊みたいなものが滲み出してきているので削ってみたら、なんと生地の汚れみたいなんです。
いったい何年昔の生地?!
マジックリンなかった時代なんだろうな、油が付着してゴム化しているんだ!(ま、うちのガス台も似たようなもんだけどね)
そんなことでさえ、考えれば考える程ワクワクしてきます。
痛み止めを間違えて入れることはないけど(錠剤だからね)しばらくは赤毛のアンの気分で楽しめそうです!
PS 型の外側についている出っ張り。これは飾りかと思えば、オーブンから出す時にミトンがここに引っかかってとても使いよかったのです。嬉しくなっちゃいました。
by quilt4 | 2005-02-24 01:11 | GOODS