せっけん、手作り

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近頃気に入っているカメリアオイル(椿油)を使って石けんシャンプーです。

E.Oはローズマリー、ラベンダー、ゼラニウム。
髪に良いヘナを加えてこんな色の石けんになりました。

石けんシャンプーの後のリンスはこれ↓
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酢にハーブを漬け込んだもの。

庭のハーブを何でもかんでも入れてしまいます。
セージ(肌を引き締める,殺菌効果、汗の匂いを防ぐ)
ローズマリー(収斂作用、フケを抑え毛髪の育成を促す)
マジョラム(肌を活性化,血行を促す)
ペパーミント(汗を防ぐ,消臭、日焼けを防ぎ,かゆみをやわらげる)

と,こんな感じで、リンスにした場合期待できる効能を書き出してみましたが、なくなった時に酢だけでリンスするのとは明らかに違いが出るものです。
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こちらはフェイスソープ。

フェイスと言ってもこれを全身に使います。
シャンプーせっけんがなくなった髪にも。

初夏気分でハイビスカスパウダーをマーブルにしてみましたが、(きれいじゃないね)真っ赤な色は苛性ソーダと合うとこんな色に変色してしまいます。
真っ白な石けんもつまらないのでちょっと入れてみました。

この石けんにもツバキ油をスーパーファットとして入れてみました。
他のオイルは、ココナツ、パーム、オリーブ。
精油はラベンダー、ゼラニウム、イランイランを使いました。

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これは、ハーブを濾した後のリンス。

ハイビスカスパウダーをここにも少し入れてきれいな色に。
苛性ソーダの時と違って酢と合うと赤が際立ちます。

おいしそうでしょ。

全て食品のリンスだから飲めます。
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それからこれ、廃油のみで作った石けん。

キッチンに置いて手も洗うし食器も洗う、重曹と混ぜて掃除にも。
お風呂洗いにも使っています。

この石けんは手も荒れないしボトル類を置くこともなくてシンプル、なにより廃油を捨てる手間が省けて、材料費が苛性ソーダのみ、排水を汚すことが少ないことなど、いいこと尽くめです。








椿油と言うと髪用と思いがちですが、オレイン酸をたっぷり含んで、肌への浸透性もあり,保湿力、日焼け止め効果と、全身に使わないと勿体ないオイルなのです。

私はこの食用オイルに精油を垂らしてクレンジング、マッサージ、ハンドオイルなどにしています。
何と言っても変質、酸化しにくいオイルなので、このように多用できるのです。

使い心地もサラッとべたつきません。

私の椿油との出会いは、もうずいぶん前になりますが、ある時、石けん用に買っておいた食用椿油について調べてみて、酸化変質しにくいという点が気に入り、高価なホホバオイルの代わりに使ってみたのが本当の始まりかもしれません。

今まで石けんレシピにカメリアオイルとあれば、何気なく使っていたもので、こんなに使い勝手の良いオイルだというとは勉強しなければ知り得なかったこと、知って良かった!
今、椿油への探究心に燃えています。

石けんや化粧用だけでなく、勿論料理にも使います。
生野菜にこのオイルをかけるとカラッとしてべたつかなくていい感じですし、揚げ物はとびきりカラッと揚げることが出来ます。

揚げ物をして、さて「いただきます」の段階で油酔いして食欲がなくなるなんてことは、良くない成分が気化してそれを吸い込むからなんだそう。
椿油は気化が少ないのでその心配もなく、時間が経ってもカラッとした揚げ物になるんですね。

お店で食用椿油を置いてない所も多いみたいですが、私はネットで購入しています。
オススメです。

by quilt4 | 2012-05-11 15:50 | AROMATHERAPY&SOAP