待望の春

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先週のことになりますが、半年ぶりに母がやってきました。
梅を見ることも目的のひとつでしたが、ミニーを亡くした私を気遣って慰めに来てくれたんです。
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ここは家のそばの神社なんですが、車で通り過ぎてしまう通り沿いにあり、様々な種類の梅がそれはきれいに咲いていて、気になって仕方なかったのです。

母の来た日は満開、膝が悪くて山の梅は見れないかもしれないと悲観していたので、駐車場を探してここの梅を堪能することにしました。
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そう広くない境内に様々な梅の花の香りがふんわりと漂い、待ちに待った春を感じました。
午前中は薄曇りだったためiPhoneでの写真が暗くてわかりずらいですが、本当に綺麗でした。
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こちらは梅の里、青梅の梅郷です。
梅の木の病気でたぶんきれいな姿は今年を最後にしばらく見られないということ、山の上からの眺めを見ておきたいと母、だけど膝は坂道に耐えられず、車椅子を借りて連れて行くことになりました。

・・・が、甘かった。
車椅子を押すには坂も急だし砂利も多い、すぐに断念して廻りを車で廻ることに。

慰めに来たのにすっかり面倒かけてしまったと言っていた母でしたが、青梅で釜飯を食べて二人でいろいろな話をし、のんびりと春のひと時を過ごすことができて嬉しかったし、何より母が元気だったことにホッとしました。
膝以外は身体も口も、勿論脳もかなり元気です。
山には登れなかったものの、電車でひとりで来ることが出来て自信がついたせいか、桜の花見にも来ると張り切っていました。
気持ちが少し明るくなったようです。

春の日差しの効果ですね。





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前にウインナの講習を受けた福島屋で今度は「おはぎ」を受けました。

私のお手本であるこちらのおはぎは母の大好物、同じ豆を使って同じ味を出すことに試行錯誤してきたんですが、今回の講習はレシピは勿論、試食お土産付きで豆を炊く過程やコツを教えてもらえて目が輝きます。

写真は蒸らし終わってこれから砂糖を入れるところ。
ふっくらと柔らくなって水分はほとんどありません。
砂糖を入れて強火で炊き上げます。
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会長が小豆好きなもので、こんなふうに小さなご飯と大きなあんこの割合になったそうです。
小豆が多すぎるというお客さんの声もあるとのこと、減らさないでください!と思わず。
少ない小豆のおはぎなんて他でいくらでも買えますよ〜

自分で包んで試食させてもらいました。
少ない水で炊くことや途中蓋をして蒸らすことなどで豆がふっくら、小豆の味が凝縮していて水っぽくないおはぎになることがわかりました。
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茹で汁で作った寒天に自家製黒蜜をかけたもの。
これは捨ててしまうポリフェノールを摂るいい方法!
いただきです。

茹で汁はそのままお茶としても飲んでみましたら、アクの少ない豆ということもあり、渋さが丁度良くておいしいものでした。
一番最初に茹でこぼす汁を飲むことは考えてもいませんでしたからちょっとびっくりしました。

いつも思うことですが、プロに習うと意識が変わります。
目からうろこ、1段、いや5段くらい階段をひとっ飛びできそうなくらい自信がつきます。

さぁ、おはぎが変わりますよ〜〜

追伸です。
2004年から始めたこのブログ、4月1日で9才の誕生日を迎えました。
近頃は皆さんに励まされてばかりの私ですが、自分らしくこのブログを長く続けていくつもりです。
この一年間、またどうぞ仲良くしてくださいね!

by quilt4 | 2012-04-05 22:55 | TRIP&FLOWER