ひとり言

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息子夫婦が中央区に引っ越した。
リコと一緒にお手伝い(邪魔しにいったような)のつもりで出かけたものの・・・
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ちょこっと段ボールの整理を手伝って、川沿いへ散歩。
そうそう、リコは山ほどあるCDをラックへ几帳面に収納してたっけ。

川の上を秋風が渡って気持ちいい!

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家を出て散歩気分で歩いていたら銀座の真ん中にいた!

そして早めの夕飯は、7丁目の「ライオンビアホール」へ。

77年前からそのままという建物の重みは昭和ロマン、人がぎっしりの広いホールでもなんとも言えなくいい雰囲気はやはり銀座だからなのか。

生きていれば98才の父が若かりし頃愛した銀座、そして足繁く通ったライオン、その場所にそれはそれはかわいがった初孫の息子夫婦と私、そしてひ孫がいる。

父は福島のいわき市の墓に眠っている。
今年の墓参りはどうしようか・・・そんな事を心配していたが、きっとここに来て、若かりし頃のいつもの席かなんかに座っていたに違いない。

10月、父の命日が近づくと、不思議な事にこうして父に所縁の地に私は偶然いる。
そして涙がサラサラと流れて止まらなくなる。
その涙は悲しい訳でもなく、ストレス溜まり過ぎでもなく、どうしてこんなに泣けるのか自分でもわからない。

でもこんな事があまりに多いから、私は父がいつも会いに来てると勝手に思い込んでいる。
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ライオンの生ビールは最高に旨い!

こんな時間をこの先たくさん持ちたいものだ。

東京が大好きだった父、生きていたら孫の新居をとても喜こび、浅草に築地に美味しい店をいっぱいおしえてくれただろう。

どうか、孫のこれからの生活を見守ってください。

by quilt4 | 2011-10-04 21:42 | WALKING